「映画は、考える冒険だ!」をテーマに開催された、第2回こども国際映画祭in沖縄<KIFFO>。その前夜祭の特別コラボ企画として、沖縄ファミマとKIFFOの60秒短編映画コンテストノミネート10作品の発表と授賞式が2015年11月21日(土) 行われました。初の試みとなる今回は“家族っていいね!”をテーマに、皆さんから募集した作品から受賞3作品をご紹介。ぜひ、ご覧ください
■グランプリ:作品名「おやすみのまえに」
<監督:巻く音>
音楽ユニット・jujumoさんファミリーのエントリー作。ゆったりしとしたご自身の楽曲「葉を伝う」をBGMに、何気ない家族のほっこりしたとある月夜の晩をクローズアップ。いつか来る旅立ちの日を予感しながらも、日に日に成長する我が子を愛おしく見つめつつ、今を大事に過ごす。そんなステキな空気感が漂う、まさに映画的な雰囲気満点の作品です。
■仲良し賞:作品名「5歳と2歳」
<監督:伊波家一同>
ある日の伊波家で、大好きなキャラクターと一緒にいたいと泣き訴える妹。そんな彼女の希望を叶えようと、優しく語りかける兄。どんな家庭にも見られそうな、ほのぼのとした時間をふと垣間見ることのできる60秒です。
■ファミリー賞:作品名「家族オンステージ」
<監督:げんはるまま>
ベッドの上は、まさにステージ!撮影するお母さんに向って、ノリノリなリズムで歌い踊る兄弟の全力パフォーマンス。弟にアクシデントが…!?2人の元気一杯なその姿に、クスッと笑いを誘われ、心和む作品です。
KIFFO前夜祭の様子
太陽が西の彼方に沈んだ秋の日の夕方。県立博物館・美術館屋外展示場に設けられたKIFFO前夜祭の特設ステージでは、ノミネート10作品が上映されました。県内のプロの映像クリエイターの審査により、受賞を手にした3作品の表彰式では、満面の笑みを浮かべて受賞を喜ぶ姿がとても微笑ましく、“家族っていいね!”の映像テーマに相応しい、和やかな雰囲気のなか幕を閉じました。
KIFFO前夜祭 60秒短編映画コンテスト審査員
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■審査員長
KIFFO映画祭ディレクター
宮平 貴子 -
沖縄ファミリーマート
比嘉 智 -
琉球放送報道制作局
プロデューサー
大盛 伸二 -
BBDO JWEST
CMディレクター
山縣 健 -
映画監督
岸本 司
~KIFFO前夜祭特別企画!!沖縄ファミマ×KIFFO短編映画コンテストを終えて~
初めての試みでしたが、予想以上にバラエティ豊かな作品が集まり、びっくりしました。
映画監督として印象的だったのは、どれも被写体がこれ以上なくリラックスして、きっとどんなに有名なカメラマンもかなわないな、と思わせるような表情や、瞬間を切り取った作品が多かったことです。
またノミネート作を夜空の下、大きな画面でみんなで見て様々な笑い声が加わることで、作品が生まれ変わったようにも感じました。「映画をみること」の素晴らしさを感じた夜となりました。
ご応募していただいた皆様、本当にありがとうございました。
審査員長/KIFFO映画祭ディレクター
宮平貴子
いかがでしたか? 皆さんのすぐそばにある、何気ない日常。そんな1コマを切り取っても短編映画さながらの作品になるものなんですね。皆さんもぜひ、これからも沢山の作品・思い出を撮影して楽しんでください。そして、沖縄ファミリーマートは、またこのように皆さんが輝け、楽しめる場所を共創できればと考えています。 会場に足をお運びくださり一緒に前夜祭を楽しんでくれた皆さん、また前夜祭の舞台裏を支えてくれたボランティアスタッフの皆さん、どうもありがとうございました。
- ■KIFFOとは
こども国際映画祭in沖縄(Kodomo International Film Festival in Okinawa)の略称。“映画は、考える冒険だ!”をキャッチに掲げ、子ども達が審査員やスタッフとして運営に関わり、大人の映画祭ボランティアスタッフが支える、子どもの視点を大切にした映画祭。2回目を迎える今年は、 2015年11月21日(土)~23日(祝月)、県立博物館・美術館を会場に開催された。
公式サイト:http://www.kiffo.kukuruvision.com
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/KIFFOkinawa/