注目 2024.10.11

沖縄そば虎の巻!沖縄ファミリーマート限定『沖縄そば』をご紹介!


沖縄県内だけで1日20万食消費されているという沖縄のソウルフード「沖縄そば」。
その人気は、バリエーションの多い沖縄料理の中でも絶対的エースといっても過言ではありません。
最近では沖縄県外でも沖縄そばを提供するお店も出てきているのだとか。

今回は、沖縄県民に愛されるソウルフード・沖縄そばの意外な歴史に迫ります。
そして今年もやってきました、好評発売中の沖縄ファミリーマート限定『沖縄そば』をご紹介します!最後までお見逃しなく!


沖縄そば虎の巻

麺のルーツはどこ?

本土で「そば」といえば、そば粉を使用した麺が一般的です。
しかし、「沖縄そば」は、そば粉を使用しない小麦粉100%の麺が特徴的。

それでは、そもそも”麺類”発祥の地は一体どこ?

「我こそが発祥の地だ!」と名乗りを上げたのが中国・イタリア・アラブの3箇所。

―麺類といえば、やっぱり中国じゃない?
―いやいや、イタリアの麺文化の方が古いでしょ!
―アラブだって小麦発祥のメソポタミア文明と関わりが深いよ!

…などなど、麺の発明国を主張する論争が繰り広げられていました。
そんな中、その論争に終止符を打つ手がかりが発見されます。

なんと、中国北西部にある約4000年前の遺跡から、”お椀に入った麺”が出土したのです。

「なぜそんな状態で?」と思うかもしれませんが、かつて川の氾濫で埋没した村跡から見つかったそう。
小麦文化が栄えた黄河文明の遺跡という背景もあり、「中国こそが世界最古の麺の発明国」という説が濃厚となった瞬間でした。

出土写真が気になる方は…「 喇家遺跡(らつかいせき) 麺 」で検索🔍

沖縄そばのルーツ=粉湯(こなゆ)?

一方で、中国文化と深い関わりを持つ琉球王朝時代における、最も古い麺の記録は1534年まで遡ります。

中国皇帝の使者として琉球にやって来た冊封使・陳侃(チンカン)の『琉球使録』によると、尚真王諭祭の祭品の中に「粉湯(こなゆ)」という言葉が記載されています。


『陳侃使録 全』伊波普猷文庫IH016(琉球・沖縄関係貴重資料デジタルアーカイブより)

残念ながら絵図での記録は残っていませんが、この粉湯が「沖縄そばのルーツではないか?」といわれています。ただし、現在の沖縄そばのようなポピュラーな食べ物ではなく、当時の王族や貴族しか口にできない宮廷料理として扱われていたとのこと。

また、私たちが想像するような所謂「沖縄そば」の形ではなく、「春雨、あるいは削った麺(刀削麺)だったのではないか」という説もあります。少なくとも16世紀には、琉球に麺料理が存在したということは言えるでしょう。

※諭祭(ゆさい)の儀…冊封使の任務の1つ。琉球王国先王の没後、 新しい国王を任命する前に行う葬儀のこと。

原型は同じ!「沖縄そば」と「〇ー〇〇」

起源について様々な説を持つ沖縄そばですが、現在のスタイルが確立され始めたのは1902年頃。
当時の新聞には『支那そば屋開店』の広告が掲載され、「中国人が経営する、通称:唐人そば」として紹介されました。

ここで「唐人そば?沖縄そばじゃないの?」と疑問を抱いた人もいるかもしれませんね。
実は、1902年当時の沖縄では、「沖縄そば」ではなく「支那そば(唐人そば)」と呼ばれていたのです。

そしてここでも「支那そば=ラーメンのことでしょ?」と感じた人がいるかもしれません。

それもそのはず、実は沖縄そばもラーメンも、原型は「支那そば」なのです!
つまり、中国から渡って来た麵料理・支那そばが、沖縄では「沖縄そば」となり、本土では「ラーメン(中華そば)」と独自の進化を遂げました。(後に「沖縄そば」と呼ばれるようになった「唐人そば」ですが、なんと当時はスープが真っ黒で醤油ラーメンにそっくりなビジュアルだったそう。)

三枚肉やソーキなど豚肉を乗せる「沖縄そば」
チャーシューや焼き豚を乗せる「ラーメン」…言われてみると共通点が多いですよね。
ちなみに、日本でラーメンのルーツとされる「支那そば」は、東京にできた来々軒(1910年)といわれています。
なんと沖縄の方が8年も早いのです。


PIXTA写真素材

中国人が経営する支那そば屋(通称:唐人そば)の人気にあやかり、沖縄勢も負けじと支那そば屋をオープンしていきます。ヒラヤーチー(薄い卵焼き)や、赤肉&ネギ、刻みかまぼこ、香辛料など、それぞれのお店が独自のトッピングを編み出し、白熱した競争が繰り広げられました。

そして1916年、太平洋戦争が差し迫る頃。当時の日本の情勢を鑑みた那覇署より、「支那そば」から「琉球そば」への名称・呼称・表記の変更義務が通達されました。しかし「琉球そば」表記は流行らず、この頃から現在の「沖縄そば」の名称が出始めたといわれています。

「沖縄そば発展継承の会」会員の方が経営するお店の中には、100年前当時の「唐人そば」を再現したメニューを提供しているそうです。気になる方はぜひチェックしてみてください!

本格「沖縄そば」を沖縄ファミリーマートで!

時代にあわせて形を変えながらも今もなお沖縄県民に愛される沖縄そば。
沖縄そばの歴史に想いを馳せていると、なんだか無性にお腹が空いてきませんか?

さてさて、今年もやってきました!
続いては沖縄ファミリーマートがお届けする『沖縄そば』商品ラインナップを一挙ご紹介!

沖縄そば(398円税込)

 リニューアル! 麺とダシがさらに美味しくなりました!

かつおの風味がしっかりと感じられる力強い味わいと、切れのある燻製香が特徴の一品。豚骨からじっくりと抽出したダシを加えることで、奥深いコクと厚みのある仕立てに。トッピングには、錦糸卵やネギ、紅ショウガを添えて、見た目も楽しめる一杯です。さらに、レンジで温めても美味しく、噛み応えのある麺が、本格的な味わいを演出します。沖縄の伝統を感じさせるザ・沖縄そばを、ぜひお楽しみください。

<商品情報>

販売期間:2024年10月8日(火)より発売【沖縄限定】
販売価格:398円(税込)
※一部店舗ではお取り扱いがない場合がございます。
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三枚肉そば(530円税込)

 リニューアル! 麺とダシがさらに美味しくなりました!

かつおの力強い旨味と、切れのある燻製の香りが際立つダシに、豚骨の深いコクを加えた贅沢な沖縄そば。通常の沖縄そばよりもボリューム満点の麺は、食べ応え抜群。一口ごとに口の中でほろりと崩れる三枚肉は、調理工程を見直し、より柔らかく仕上げました。風味豊かでボリューム満点、ダシと三枚肉の旨味が調和する「三枚肉そば」は、少し贅沢な気分を味わいたいときにぴったりの一杯です。

<商品情報>

販売期間:2024年10月8日(火)より発売【沖縄限定】
販売価格:530円(税込)
※一部店舗ではお取り扱いがない場合がございます。
詳しくはこちら

朝すば(168円税込)

 リニューアル! 麺がさらに美味しくなりました!

朝のスタートにぴったりの「朝すば」は、お湯を注ぐだけで手軽に楽しめる沖縄そば。朝すば専用のオリジナルのダシは、あっさりとしながらも満足感のある味わいに仕上げています。沖縄そば麺は、配合を見直し、しっかりとした噛み応えを実現。忙しい朝や、軽く済ませたいブランチタイムにも最適です。沖縄の風を感じる一杯をいつでも手軽に味わえます。

<商品情報>

販売期間:2024年10月8日(火)より発売【沖縄限定】
販売価格:168円(税込)
※一部店舗ではお取り扱いがない場合がございます。
詳しくはこちら

まとめ

10月17日「沖縄そばの日」は、沖縄ファミリーマートの沖縄そばをどうぞ!(もちろん「沖縄そばの日」に限らず!)

商品ラインナップも『沖縄そば』『三枚肉そば』『朝すば』と豊富なので、その日の気分やシーンによって選べるのは嬉しいポイントですよね。

お腹も心も満たしてくれること間違いなし!沖縄ファミリーマートの至極の一杯・沖縄そばで、おいしいひとときをお楽しみください!