2017.04.20

地元・豊見城産のトマトを使った「燻製ドライトマト」@オリジナル沖縄燻製 美ら燻|沖縄おみやげ


燻製ドライトマトスプーン

今回の沖縄おみやげの主役は“燻製”です。しかし、燻製する素材はベーコンでもチーズでもなく「ドライトマト」! 「え?ドライトマトを燻製するの?」「沖縄でなぜトマト?」いろいろ気になるこの商品。食べてビックリ、作り手さんの話を聞いてみてビックリ!新感覚の沖縄おみやげをご紹介します♪

「沖縄県南部で、素材にこだわった燻製づくりをしている方がいるらしい」 そんな情報を聞きつけて、商品を取り扱っている「ゆいまーる沖縄 本店<Storage & Lab.>」を訪ねました。

南風原町(はえばるちょう)にある「ゆいまーる沖縄 本店<Storage & Lab.>」は、琉球列島で生まれた商品を県内外の小売店へ卸したり、インターネット通販や店頭販売を行っています。ついつい長居したくなるオシャレな店内でキョロキョロしていると・・・・・・ ありました!こちらが「オリジナル沖縄燻製 美ら燻」の「燻製ドライトマト」。

燻製ドライトマト瓶

燻製の煙と陰陽のマークを組み合わせた柄のパッケージ、目を引きますよね。白い背景に赤の柄という色は、日本国旗や沖縄県のマークを思い出してほしいからなのだそう。フタの上についている草の輪っかは“サン”。沖縄には昔から、お土産に「マジムン(悪いもの)がつかないように」と、この魔除けをつけて渡すという風習があるんです。しかも、那覇大綱引き(ギネス記録をもつ世界最大の綱引きイベント)の勝ち組からもらってきた勝ち綱で、ひとつひとつ心をこめて手作りしているというのですから、さらにご利益ありそう!

「オリジナル沖縄燻製 美ら燻」がある豊見城(とみぐすく)市は、トマトの生産が盛んです。
「燻製ドライトマト」は、地元・豊見城産のトマトを燻製し、厳選したハーブ入りのオリーブオイルに漬けたもの。使用しているトマトはすべて、野菜品評会で受賞されるほどの農家さんから仕入れているというこだわり。地元の美味しい素材に、一手間をかけた逸品なのです。

 

オリジナル燻製商品を作るようになるまで


「オリジナル沖縄燻製 美ら燻」製作者の重吉さん

10年ほど前、幼い子どもたちと一緒に過ごしながらできる趣味を探していた重吉さん。そこで、偶然出会ったのが燻製でした。ベーコンやロースハムを燻製してみるものの、最初はなかなかうまくいきません。試行錯誤するうちにどっぷりハマり、地元のトマトや、昔なじみの近所の豆腐を使ってオリジナルの燻製商品を作るようになったのだそうです。

周りの人たちに助けられた時期があって、それを今度は何かで返したいと思いました。豊見城はトマトやマンゴーやさとうきびが有名で、ハーリー発祥の町でもあって、見どころや話題性がたくさんあるんです。そこで、自分ができることで地元の物を発信したい、もっとみんなに知ってもらいたいという思いで、商品を売り出すことにしたんです。」(「オリジナル沖縄燻製 美ら燻」重吉さん談)

料理アップ

「燻製ドライトマト」は、パスタに絡めたり、チキンや魚のグリルやクリームシチューの隠し味にするのがおすすめです。サンドイッチやおにぎりの具にしたり、残ったオイルに酢を足すとドレッシングにもなります。お酒のあてとして直接召し上がるのもいいですが、調味料と考えるとさらに可能性が広がりますね!温かい物に入れると、燻製独特の風味とオイルの旨味が際立ちます。

現在もすべて手作りのため、少量生産の「燻製ドライトマト」は、「ゆいまーる沖縄 本店<Storage & Lab.>」や「JAおきなわ食菜館 菜々色畑」他で購入することができます。 食べた人が“美ら(美しい)笑顔”になってほしいという意味が込められた「オリジナル沖縄燻製 美ら燻」さん。これからも新商品の開発をしていくそうなので、まだまだ目が離せません!

  • 販売者
  • 商品情報

    商品名:燻製ドライトマト
    内容量:97g
    値段:700円(税抜き)
    賞味期限:4ヶ月(保存料未使用)

    販売店情報

    製造販売:オリジナル沖縄燻製 美ら燻
    取扱い店:ゆいまーる沖縄 本店
    住所:沖縄県南風原町宮平652
    営業時間:11:00〜18:00
    休業日:木曜日
    連絡先:098-882-6995
    URL http://www.utaki.co.jp/
    通信販売 http://www.madeinryukyu.jp/
    「MADE IN RYUKYU ONLINE SHOP」