今、沖縄で最も熱い3匹の豚のシンガー&ラッパー、BuheeeN(ブヒーン)。なんとCDまで発表して、イベント会場やラジオ、YouTubeでも大人気です!トントン拍子にサクセスストーリーの階段を駆け上る、(左から)イベリ、紅、あぐの素顔にブイブイ迫りましたよ~!!
大人気のBuheeeNですが、実は沖縄ファミリーマートのおでんとピッグ(BIG)なコラボも実現したんです!テレビCMや週刊ファミマガのWebサイトで流れるハッピーなお祝いソング「#おでんめとうございます」、もう聞いてくれましたか?まずは3匹のプロフィール、そして誕生エピソードあたりから聞いてみましょ。
奇跡の出逢いが生んだ、BuheeeN誕生のエピソード
ーみなさんはじめまして。まずはひとりずつ、じゃなくて1匹ずつ、自己紹介をお願いできますか?それと、結成のエピソードもぜひ。
あぐ:はい。あぐです。
紅:紅です。
イベリ:イベリです。
3匹:3匹あわせてBuheeeNです!!
紅:結成のきっかけは、僕がトラックで養豚場に運ばれてる途中に、そのトラックのブヒーン(部品)が壊れて止まったんですよ。で、「あ、じゃあちょっと外に出ちゃおうかな~」って思ってオリから出て散歩してたら、ある青年に出会ったんです。それがチームスポットジャンブル(TSJ)のオッディさんでした。
あぐ:そう。僕らをプロデュースした人ですね。
紅:で、すごく仲良くなって「また会おうな」って約束して別れ、トラックに戻ったらオッディさんが追いかけてくるんです。「やっぱり一緒に歌を作ろう!!」って。それで豚のオーディション番組「X-ファブター」でいろんな豚を集めた結果、勝ち抜いたのが…
イベリ:僕、イベリと。
あぐ:僕、あぐです。僕は名護から出場したんですけど。イベリはスペインから、な?
イベリ:SÌ(スィ)!そうですね。
あぐ:オッディさんが、1匹じゃ物足りないから3匹ぐらいでデブー(デビュー)しようかって。出荷が予定されてたんですけど、デブーのおかげで何とか免れました。ブヒブヒブヒ(喜)。
ーなるほど。出荷を免れて歌手活動をしている3匹なんですね?
3匹:そうなんです!!
あぐ:僕らは今までは”チラガー”とか”ミミガー”になるしかなかったんですが、「シンガーとして生きていく道がある」って気が付きました。僕たちはそれぞれ小さい頃から鼻歌はよく歌っていたので、才能は持っていたんだな~と。ブヒブヒブヒ(ドヤ顔)。
イベリ:で、オッディさんが2016年の4月に「TSJのコントライブ“Keikobar”の舞台の最後で歌ってみないか?」って誘ってくれて。それが僕らのデブー(デビュー)ですね。
あぐ:はぁ?誰がデブーよ?ブヒ~ン(怒)。っていうかみんな豚だからデブでしょーが!?
ーそのとき歌ったのがデビューシングル「マブタを豚汁」ですね?これは食育ソングと聞いていますが?
あぐ:はい。人間たちに食べ物の大切さ、命の大切さを伝えたい。沖縄といえば豚肉が一番愛されて食されているんじゃないかというところから、豚を通して食の大切さ、つないでいく命をしっかり子どもたちに教育していけたら…と、オッディさんが詩を考えてくれました。
ー「カツ丼になるための活動じゃねぇ」「恋人見つける前に俺らトンカツ」「テーブルに並ぶ俺らはティビチ」とか、かなりシュールなリリックですよね?どんな気持ちで歌ってるんですか?
紅:食のありがたさを感じるきっかけになってもらえるように、印象的な高い声の“ハイ豚(トン)ボイス”で歌っていますね。僕ら3匹だけじゃなくて、すべて豚たちの切実な想いを伝えられるよう気持ちを込めています。
イベリ:まぁ、僕は海外から来ているので、スペインにいる両親、そして仲間の豚たちにまで響き渡るように、沖縄での活動をがんばっています。
あぐ:確かにそうですね。世界の人たちに届けたいって想いはありますよね。「これからは英語の曲にもチャレンジしていきたいね」ってオッディさんと話しているんですよ。
ーみなさんは世界を見据えているんですね?あ、もしかして、あのピコ太郎さんも意識してます?
あぐ:あの、実は、僕らも「PPAP」ならぬ「PPAG」をやったことあるんですよ。♪~I have a pen,I am a pig ♪~ン~、アガー!!(自分をペンで刺しながら)
イベリ・紅:アガーって、まぁ、あぐだけにね。ブヒブヒブヒ(笑)。
あぐ:あまりにも痛々しすぎてお客さんが“トンでもない~”って引いてしまったので、これはお蔵入りしてますけどね。ブヒヒ(苦笑)。
沖縄を代表する3匹のアーティスト、そのプロフィールをご紹介
【BuheeeN PROFILE】あぐ(AGU)
【好きな言葉】
“ブタも真珠”
「“ブタに真珠”っていう、ちょっとブタを小馬鹿にしたことわざがあるけど、僕らに言わせりゃブタだってシンガーになれるし、真珠みたいに価値があるってこと。ヒィア~!ブヒブヒブヒ(そこんとこヨロシク!)」
【出身地】
沖縄
【好きなメス豚のタイプ】
黒豚LOVE!ツヤとハリがある肉質で肝っ玉母ちゃん系
「ラフテーとかにしても煮くずれないどっしり構えたタイプ、いいなぁ~。ブヒブヒブヒ(照)」
【好きな食べ物】
さつまいも、おでん、ファミチキ
「僕らブタは、基本雑食なんで、何でも食べまーす!」
【オフの日の過ごし方】
お風呂
「僕らはみんなキレイ好き。僕は1日中お風呂入ってることもありますよ~。そんな時は自虐的にセルフツッコミで“ずっとお湯の中って、オイオイしゃぶしゃぶかよ!”って言うときありますね。ブヒブヒブヒ(爆笑)」
【BuheeeN PROFILE】紅(BENI)
【好きな言葉】
“寝(に)んとーん(豚)”
「寝るのがとにかく好きなんで」
【出身地】
沖縄
【好きなメス豚のタイプ】
5~6歳(ブタ年齢)くらいで丸々太っていて、鼻がきれいな子
「イメージはドラム缶を横にした感じ。ブタの世界では太めがやっぱ美人!どっちかっていうとツンデブ(ツンデレ)な感じかなぁ~。ブヒブヒブヒ(照)」
【好きな食べ物】
紅イモ、ファミチキ、おでん
「ファミマ行くときは3匹バラバラですね。仲はいいんですけど、小屋が離れてるんで」
【オフの日の過ごし方】
仲間とトーンク(トーク)、しっぽの手入れ
「朝、目が覚めると急に仲間がいなくなることもあるので、日頃から情報収集のためによく話してます。しっぽは僕らの大事なアンテナです!」
【BuheeeN PROFILE】イベリ(Iberi)
【好きな言葉】
“We are the ゥワー(方言でブタのこと)”
「世界はひとつ。みんなつながってる。それはブタの世界も一緒なんです!」
【出身地】
スペイン
【好きなメス豚のタイプ】
色白のお肌がツルツルした肉質のいい子
「僕は外国出身ですが、相手の出身は問いません。僕の趣味が音楽なんで、できれば音楽が好きな子がいいな~」
「この前、イベリ、やんばるでイノシシ見て興奮してましたね。それはさすがに野生的過ぎるだろ!ってね。ブヒブヒブヒ(苦笑)BY あぐ」
【好きな食べ物】
どんぐり、ファミチキ、おでん
「沖縄ではどんぐりの在りかがよくわからないんですけど、それを優しくリードしてくれる子、大募集!!ブヒブヒブヒ(照)」
【オフの日の過ごし方】
DJ
「ブタ小屋では音楽でみんなを盛り上げてます。ヘビメタ大好き!お皿だけじゃなく、どんぐりも回したりしてブヒブヒ言わしてますよ。ブヒブヒブヒ(惚れんなよ!)」
沖縄ファミリーマートとの”おでん”コラボについて
昨年11月には沖縄ファミリーマートのおでんとのコラボソング「#おでんめとうございます」も発表され、大きな話題になりましたよね。これはどんな風に生まれたんですか?
あぐ:そうですね。実はファミマの広報室長の比嘉さんから「おでんで曲が作れないか?」というオファーがありまして。でも、正直とまどいがあったんですよね。
だって、おでんダネのソーキとかソーセージに、親戚のおじさんとかが使われてるわけじゃないですか?おでんの歌をハッピーに歌えるのか?って自問自トン(答)してみたんですけど。
紅:そうそう。でも、僕らは食べること、食のありがたさを伝えていく上では、やっぱり感謝することが一番だな~と思ったんですよね。
楽曲のなかには、おでんを作っている人たちの気持ち、そして食べる人たちの喜び、笑顔、すべてを詰め込んで、おでんを食べる時の幸せ感を結び合わせて作れないか?ってことは、オッディさんから強く言われていて、それをカタチにしたんです。
イベリ:それと、誤解しないで欲しいんですけど、僕らも親戚のおじさんたちも、人間に食べられることが悲しいわけじゃないんですよね。それは僕らとしては喜び。ただ、ちゃんと残さず食べて欲しいし、ちゃんと役に立ちたいっていうか。
あぐ:そうなんですよ。嫌いだから食べないとか、残すとか、あり得ないです。捨てられて食べてもらえないってことが僕らにとって一番キツイことなんで。おいしく食べてもらうことが僕らの理想です。それは肉だけじゃなくて、野菜も一緒。すべての命を大切に食べて欲しいですよね。
紅:僕が歌うときに心がけているのは“温かさ”。おでんの温かさもあるんですが、沖縄が本土に比べて暖かいところであること、そしてここに住む人々もとても温かいですよね。それを表現できるように心がけています。それと、僕らには小屋という家がありますが、おでんダネにはスープという家があって、そこにみんなが集まっておいしいだしが出て、みんながハッピーになってるんです。
イベリ:そう。人間社会とおでんってなんか似てると思うんですよ。おでんも肉や野菜など、いろんな具材が混ざり合っておいしいダシが出てきます。
この地球もいろんな人種が住んでいてひとつの社会が出来上がっているじゃないですか?…えーっと、何を言いたいのか自分でもよくわからなくなってきたんですけど…“みんな友ダシ(友達)”ってことですかね(苦笑)。
あぐ&紅:友ダシ、いいね!ブヒブヒブヒ(笑)。
あぐ:あと、僕はすごくダミ声で、別名“豚旦那”って呼ばれてるんですけど。引き立てたい歌詞、フレーズをチョイスして、ところどころで間に入っていってますね。まるで昆布だしと鰹だしを一緒に口に含んだような、絶妙なハーモニーみたいなものを3匹で醸し出せるように。
ー確かに。あぐさんの低音ボイス、いい感じでいいところに入ってきますよね。
あぐ:ありがとうございます!
ーところで、みなさんがこれまでで一番“おでんめとう”だと感じたエピソードとか、“おでんめとう”を伝えたい人って誰ですかね?
あぐ:僕はやっぱりプロデューサーのオッディさんですね。彼との出会いがあって、出荷が先延ばしになった。ありがとう!ってことで、まぁ、いちばんめでたい話じゃないですかね。うちの母親も喜んでますよ。
豚にとって一番幸せなのは、もちろん、最もおいしい時期に残さず食べてもらうのが目標なんですけど、やっぱり僕ら特別な使命を与えられたわけなので、シンガーとしてしっかりそれを果たしていきたいと思っていますね。豚業界の中でも新しいジャンルに立てたことが僕にとっていちばんの“おでんめとう”ですね。
紅:僕が“おでんめとう”を伝えたいのは飼育係の与那嶺圭一さんですね。毎日三食欠かさずにリンゴや紅イモ、どんぐりとか、僕らにごはんを持ってきてくれるんですよ。僕たちの健康のこととか好きなものをいつも考えてくれてる。
僕らが世界中にこうやって歌をしっかり届けられるのは、圭一さんのおかげなんですよね。僕らの命をつないでくれてありがとう!おでんめとう!って感じですかね。
イベリ:僕の“おでんめとう”は何と言っても僕らのファーストシングルのジャケットをトリコで有名な漫画家、島袋光年さんが描いてくれたってことですよね。ファーストシングルでこんなメジャーな方に描いていただける“おでんめとう”なことってそうそうないですよ、ホント。
あぐ:そうそう。このジャケットな。これが3人にとっての一番”おでんめとう”なことだね。ブヒブヒブヒ(喜)。
ー……3人???
あぐ:いやいや、3匹!(汗)
イベリ:3匹!3匹!(汗)
紅:3匹!!(汗)
3匹:ブヒブヒブヒ(汗)
イベリ:3人って言ったら、あのプロデューサーのオッディさんや飼育係の与那嶺圭一さん、振付担当の比嘉恭平さんとかのことですよ。な?
あぐ・紅:そうそうそうそう!
あぐ:あとはあの人!TSJのアクション担当の島袋寛之さんかな。
イベリ・紅:だーるだーる!
3匹:島袋さーん、初めてのお子さん誕生“おでんめとうございま~す!”ブヒブヒブヒ(めでたいめでたい!)
あぐ:それから、オッディさんが言ってたけど、TSJが今年結成10周年らしいさ?
イベリ・紅:だーるだーる!圭一さんも恭平さんもいるTSJね。
3匹:TSJのみなさーん、結成10周年“おでんめとうございま~す!”ブヒブヒブヒ(やったね!)
あぐ:あ~、僕らもいっしょにブタい(舞台)に出たいですね~!
《結成10周年記念》
TEAM SPOT JUMBLE第9回本公演
「鬼切鬼丸(おにきりおにまる)」(詳細はコチラ)
BuheeeNの裏方に直撃!チームワークでサポートをしているTSJメンバーにBuheeeNの魅力・今後の展望を聞きました!
オッディさん(BuheeeNプロデューサー):彼らとの出会いは僕のラジオ番組「オッディの三割モノマネ」でした。食育ソングを歌ってもらおうと思ったのは、しゃべれるブタ、歌えるブタがいるなら、食べられる立場の彼ら自身が歌った方が、メッセージが強くなると思ったからなんです。僕自身、愛する子どもたちがいます。父親の目線で命の大切さを伝えたいって思ったんです。
世界でもかなり価値あるブタたちなので、実はオオカミがBuheeeNを狙っています。YouTubeやFacebook、Twitterで楽曲やライブ告知をアップしているのをちゃんとチェックしてるんですよ。オオカミは神出鬼没。BuheeeNのステージ中に現れます。でも大丈夫。BuheeeNはアクションもバッチリなんで、3トン(豚)パンチでオオカミをやっつけちゃいます。
あと、ミュージシャンでもあるTSJメンバー、ナツコがその豊かな才能を発揮して作曲に関わってくれています。心強いですね。BuheeeNの楽曲には「天使のささやき」が必ず入っています。どの部分で誰が歌っているのか、ぜひ探してみてください。
今後もTSJメンバーと連携しながら、BuheeeNをさまざまなジャンルで活躍できるアーティストに育てていきたいと考えています。みなさん、ぜひ応援してくださいね。TSJ結成10周年記念公演もぜひ見に来てください!!
与那嶺圭一さん(BuheeeN飼育係):エサを持って行くと一番反応が早い紅はいつもホントかわいいんですよ。あ、でもイベリもあぐも、もちろんかわいいですよ。あぐは雑食で何でも食べる。
食欲旺盛でやんちゃですね。いちばんおっとりしているのがイベリ。エサもイベリだけどんぐりですからね。誰にも取られることないので、のんびり屋なんだと思います。ブタにもそれぞれ性格があるんですよ。
イベントやまつり出演のスケジュール調整や体重管理も僕が担当しています。痩せすぎないようにいい脂をキープして、筋肉質のあぐにはプロテインとかも摂取させるなどして、しっかり体調管理してます。
比嘉恭平さん(BuheeeN振付担当):僕の役割はかわいらしい3匹をもっと輝かせる、見ている人が笑顔になれるような振付を考えること。
見た人がすぐに覚えられて、一緒に踊ってくれるようなシンプルなものを心がけてますね。
今は冬ですから衣装はスーツですけど、今後は夏場は動きやすいアロハとかかりゆしとか、バリエーションを考えていきたいですね。衣装の方でも個性を引き出していきますよ。
共食いになっちゃう?BuheeeNのお気に入りのおでんネタは?
ーではここで、BuheeeNが大好きなおでんダネも聞いてみようと思いま~す!あ、でも共食いになっちゃいます?(汗)
イベリ:全然大丈ブーです!僕らおでん大好きで、ファミマに行ったら取り合いになるんですよ。で、僕はもう絶対ウインナーが取りたくて、あぐも紅もそうなんですよ。でも僕が真っ先にウインナーを勝ち取るんですよ、ウインナー(winner=勝者)っつって。
3匹:ブヒブヒブヒ(ナイスダジャレー!)
紅:ウインナーはいつもみんなで取り合いになるよな。それと、僕はソーキが大好きなんで、ソーキどこにあるかな~、あ、あった!ソーキ(早期)発見!!ってからにね。
3匹:ブヒブヒブヒ(ナイスダジャレーPart2!)
あぐ:僕はいつもテビチですね!あ、これ、友達のヨシト~の足じゃないかな~とかね、まぁ、そんなこともあるんですけど(汗)。あんまり気にしないで食べてますね。やっぱり好きなんで。沖縄で数を数えるのにティーチ、ターチ、ミーチってありますけど、ファミマのおでんの場合は “テビチ、食べてみーと(Meat=肉)!!”って県民に強く訴えたいですね!!
3匹:ブヒブヒブヒ(またまたナイスダジャレー!)
あぐ:今年は平成29年!肉(29)の年で、僕らが飛躍する年でもありますからね。
紅:でも酉年だけどね。
イベリ:だって豚年ってないしね。
3匹:ブヒブヒブヒ(ドンマーイ!)
「世界で愛されるピッグアーティスト」を目指して。3匹のこれからの野ブー(野望)とは?
ーBuheeeNのみなさんの夢、今後の展望などをぜひ教えてください。
あぐ:まぁ、いずれはベイブ先輩(「ベイブ」豚が主役のハリウッド映画)みたいに、ハリウッドにも進出したいっすね~。
イベリ:今年はセルフプロデュースでいろんなことをやっていきたい、お届けしていきたいとは思ってますけどね。
紅:イベントとかもっともっと活躍していきたいよね。
あぐ:BEGINさんの「うたの日コンサート」、出たいですね~。BuheeeNが出演する枠だけ「ブタの日コンサート」にしてからにね。
3匹:ブヒブヒブヒ(だーるだーる!)
あぐ:名前もブギンに変える?どうする?なんてね。
3匹:ブヒブヒブヒ(それちょっと無理あるだろっ!)
あぐ:宮古島ロックフェスとかも出たいな~。沖縄の主要なフェスとかイベントはすべて出たい野ブー(野望)がありますね。
3匹:ブヒブヒブヒ(だからよ~)
イベリ:僕は最近、ヘビメタとかよく聞くんですよ。今後は僕らの曲にもヘビメタ調とかいいかもね~。
あぐ:ブヒブヒブヒ(おお~っ!いいんじゃね?)
紅:ブヒブヒブヒ(めっちゃいいさ~)
あぐ:あとは子どもたちといっしょに歌って踊れる体操ソングとかね。沖縄で一番食されている豚肉ですし、沖縄県を味方につけてトントン拍子に成長できたらいいですね~。
イベリ:あとはディアマンテスさんとも何かコラボとか動き出しそうな予感です。アーティストのみなさんと一緒にできることはチャレンジしていきたいです。
あぐ:夢は「世界で愛されるピッグアーティスト」だね!
イベリ:今年4月でデブー(デビュー)1周年なんで、ピッグ(BIG)なこと何かできたらいいよな~。
3匹:ブヒブヒブヒ(ホントそれ!)
あぐ:出荷されずにずっと熱いメッセージを伝えていくことが僕らの夢であり、仲間たちみんなの希望。ミミガーでもなく、チラガ―でもなく、シンガーであり続けたいですね。料理にはまだなってないけど、味のあるシンガーになっていきたいな。
3匹:ブヒブヒブヒ(いいこと言った!)
イベリ:僕らの歌「マブタを豚汁」を聴いたら、なんかかわいそうになって豚肉が食べられなくなった…っていうファンの方がいるんですけど、それは心配いりませんよ。僕らの歌に込められたメッセージは最後まで聴いてもらえればわかるはず。
あぐ:そうそうしっかり最後まで聴いて想いをうけとってくださいね。
ーあの~、非常に聞きにくいことなんですが、なんかどこかが、あのGreeeeNに似てるんじゃないか~という声もあるようなんですけど?
イベリ:ああ、それね。僕らが一番ピッグり(びっくり)してるんですよね。聴き比べてもらったらわかりますよ。全然違いますから。
あぐ:そうそう。あちらは色の種類が名前ですけど、僕らは泣き声が名前だしね。eの数も違うし。似てるっていう人ほど、僕らの曲もあちらの曲もしっかり最後まで聴いてないんじゃないかな~。
紅:ただ単に僕のハイ豚(トン)ボイスがあちらのボーカルの声に、なんか似てるらしいんですよね。それだけなんですよ。
3匹:ブヒブヒブヒ(そうそうそう!)
ー最後にファンの皆さんにひとことメッセージを!
あぐ:“オキナワつながっていくよ大きなゥワー”(ゥワーは方言で豚のこと)ですね。肥満が問題になっている沖縄で、ちょっと逆の方向に行っちゃうんですけど、みんなで脂ののったいい人生を送ろうってことで!
イベリ:毎日、ちゃんと温かいおいしい食事があることは、実は当たり前じゃないんですよ。僕らの曲が命の尊さや食の大切さを改めて考えるきっかけになったらうれしいですね。
紅:バッタや牛や葉っぱ、世界中の命ある生き物と友達になりたい。みんな限られた時間の中で生きる限りある命ですからね。“いちゃりばちょ~で~(出会えば兄弟)”の精神で行きましょう!
3匹:これからも僕らを応援してね~!よろピッグ!!
【読者プレゼント】BuheeeNのメッセージ入りサイン色紙とCMソング「#おでんめとうございます」、さらに「マブタを豚汁」のCDの3点セットを5名様にプレゼント!応募方法は沖縄ファミリーマートのFacebookページにある【BuheeeNクイズ】への参加が条件!正解者から抽選で5名様にプレゼントを差し上げます。
こちらの投稿となりますので、ぜひクイズにご参加くださいね〜。応募期間は2月5日(日)まで!この記事をしっかりご覧になっていれば簡単ですよね?(笑)
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【プロフィール】BuheeeN(ブヒーン)
FM沖縄の番組「オッディの三割ものまね」から派生したユニットがこの「BuheeeN」。番組内で歌を流したところリスナーから好評を得ている。
オッディが所属する劇団「チーム・スポット・ジャンブル(TSJ)」で企画し、豚の嘆きを本格的にラップ化し、歌い手を探した。プロデューサーは「よりすぐりの豚を招集した」と胸を張る。
メロディアスな部分もあり、シンプルな振り付けは親しみやすくこれからの活躍が期待される注目のグループ。
インタビュー・文 : 普久原晶子
(フリーランスコピーライター)