2016.12.09

那覇から往復13,520円でマカオへ!沖縄だからこそできるLCCを使ったお手軽海外旅行


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みなさん、こんにちは。「WORD WORKS OKINAWA」の芦田です。

日本を代表するリゾート地「沖縄」に暮らしていながらも、やはりたまには海外を旅してみたいもの。しかし成田空港や関西空港を経由しての海外旅行は、時間的にも体力的にもちょっと億劫に感じてしまうこともありますよね。

しかし、私たちが住むのはここ沖縄。ご存知のように今や那覇空港からダイレクトにLCC(ローコストキャリア:1年を通して低運賃を提供する航空会社)で海外旅行へ行ける時代で、実際に台湾や香港からもとても多くの観光客が沖縄に訪れています。

県民のみなさまでもLCCの存在が気になってはいるものの、「利便性ってどうなの?本当に安いの?」なんて疑問をお持ちの方も多いのでは無いでしょうか。そこで今回はなんと!実際に那覇空港からLCCに乗って海外へ行ってみました。本土に比べ香港や台湾の近くに位置する沖縄のメリットをLCCで十二分に活かすことができた、実際の旅レポートをどうぞご覧あれ。

 

那覇空港に着いたらシャトルバスでLCCターミナルへ

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まずは沖縄の玄関ともいえる那覇空港へ到着です。今回、取材にご協力いただいたのは国内・国際線において全26路線を展開する日本初の本格的LCC「Peach(ピーチ)」。那覇空港から海外へは「香港・台湾(台北)・韓国(ソウル)」の3都市へ就航しています(国内は東京、大阪、福岡)。

まずはPeachに搭乗すべく、那覇空港LCCターミナルへ向かいます。

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那覇空港LCCターミナルへは専用の無料シャトルバスを利用します。わずか5分程度の乗車時間なのであっという間!

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LCCターミナルに到着後、搭乗手続きを行います。保安上の観点から撮影は控えますが、搭乗手続きは自動チェックイン機に予約確認書のバーコードをかざすだけ。わずか30秒ほどで終了です。続いて荷物を預け、出国審査を受けます。那覇空港LCCターミナルはコンパクトにすべての機能がまとまっており、移動も少なくラクチンです。

 

飛行機に搭乗し、香港へ向けて出発

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出国審査を無事に終え、いよいよ搭乗です。

Peachが使用する機材は、全てエアバス社の A320-200型機。中央に通路を配した片側3列の革張りシート。LCCの搭乗経験のない方にとっては座席の広さが気になるところだと思いますが、こちら十分なレベル。既存の航空会社のエコノミーだって広くて快適という訳ではありませんから、体感的にそれほど大きな違いは感じませんでした。

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今回搭乗したのは那覇空港発15時15分の香港国際空港行き。嬉しいことに香港到着は現地時間の17時10分!香港到着後すぐに観光が楽しめそうです。特筆すべきは、わずか2時間55分というその飛行時間(時差は1時間)。沖縄の立地の良さを改めて感じます…!!(ちなみに東京からだと5時間以上..!!)
いざ、香港に向けて出発です!

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機内では、客室乗務員の皆さんが搭乗時のアナウンスやドリンク・フード類の販売などを行ってくれます。個人的にオススメなのは、Peach機内で購入できるチケット類。各到着空港から市内中心部へアクセス可能な、お得なチケットなどが販売されています。今回は香港国際空港から香港駅へと向かう快速列車「エアポートエクスプレス」の割引チケットを購入しました。

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通常販売価格が100香港ドル(約1,500円)のところ、日本円1,350円と約10%オフ。これだけでも十分にお得ですが、このチケットは日本円で購入できます。そのため、香港駅に到着するまで外貨両替をしなくて良いのがポイントです。空港での両替は割高となるため、一気に市内まで行ってしまった方が海外旅行は断然お得になります。

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Peachの機内誌「PEACH LIVE」に目を通し、機内販売でビールやらお菓子やらを楽しんでいると本当にあっという間に香港国際空港に到着です。定刻通り17時10分に香港国際空港に到着。入国審査を終えてエアポートエクスプレスに乗車し、香港駅には18時30分に到着しました。

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早速ですが見てください、この摩天楼。沖縄では絶対に観ることのできない夜景がもう目の前に!本来ならばヴィクトリアピークから望む100万ドルの夜景でもご覧いただきたいところですが、今回はこの夜景を背にして足早に次の目的地へ。

実は香港駅まで来たのにはちょっとした訳があります。今回「本当に気軽に海外旅行を楽しめるのか?」という証明のため、この駅からさらに足を伸ばします。入国したばかりの香港を贅沢にも、わずか1時間ほどで出国し、いざ向うはマカオへ!

 

香港を通過し、カジノや世界遺産で有名な観光地マカオへ

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香港からマカオへは高速船でわずか1時間。入国審査を終え、無事に「夢の国マカオ」に到着です!

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みてください!この香港に負けず劣らない夜景!マカオ到着はなんと20時、まさか那覇からたった5時間(移動時間は6時間)ほどで、マカオの素晴らしい夜景を望められるとは…!! しかも香港の入国審査・出国審査、空港から港への移動、フェリー乗船、マカオの入国審査などを経たにも関わらず、身体は疲れ知らずの元気いっぱい。那覇空港発のLCC、本気でめちゃくちゃ使えます!

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せっかくなので夕食はマカオ名物や中華料理でもいただきましょう!写真右手前はマカオ名物の「エビ麺」。汁なし麺にエビの卵がたっぷり乗っています。これに合わせるのは青島ビール。日本では滅多に食べることのできない、本場の料理を美味しくいただきます。

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旅行出発前、ランチを那覇で食べていたのがまるで嘘のような展開。海外ってこんなに身近にあるんですね。

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マカオの夜はまだまだ終わりません。24時間営業のカジノをはじめ、各ホテルやショッピングセンターでは夜中までイベントが盛りだくさん。写真は、ホテルやショッピングエリア全体がベネチアの街を模してつくられた「ザ・ヴェネチアンマカオ」。ヨーロッパの街並みの中を運河が流れ、建物内にいることを忘れてしまいそうです。


LCCで交通費が浮いた分、現地を贅沢に楽しむ

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LCC最大の特徴であるリーズナブルな価格で旅行費用が浮いた分、現地では思いっきり遊ぶことができます。東洋と西洋の文化が融合した、見ごたえたっぷりの世界遺産も存分に楽しめます。歴史と最新が入り混じった独特の街の空気感がなんともいえません。

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常に進化を続けるマカオの街を散策するのもいいでしょうね。マカオは今やラスベガスを抜いて世界一のカジノの街でもあります。社会勉強がてらカジノで運試しも良さそうです。

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美味しい食事は旅の大きな目的の一つ。マカオの名物スイーツであるエッグタルトを食べ歩き、現地の人しか足を運ばないローカル食堂で舌鼓!なんてのも素敵ですね。

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そして何より、交通費が浮いた分、ラグジュアリーなホテルステイだって叶います。マカオはカジノマネーで潤っており、宿泊料金もリーズナブル。今回宿泊したJWマリオットでは、最も安いスイートルームが驚きの1泊25,000円程度。

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リゾート地の高級ホテルとしてはとても考えられないリーズナブルな金額で、ひと時のセレブ気分が味わえますよ。

 

沖縄の立地×LCCの格安料金、この海外旅行は間違いなくオススメです

結論から申し上げますが、那覇発のLCCを使っての海外旅行。本当にお得で、自信をもってオススメできます。

今回我々が予約したフライトの費用ですが、空港使用料や諸税も含め驚愕の一人13,520円。念のために申し上げますが、片道ではなく往復ですからね。もちろん、時期や予約のタイミング、セール実施の有無などによって金額は変わりますが、このリーズナブルプライスにはただただ驚くばかりです。

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那覇からダイレクトで海外へ遊びに行ける気軽さ、控えめに言っても最高だと思いました。日本人に好まれる旅スタイル、「安・近・短(安くて、近くて、短い日程の旅)」を心の底から堪能してきました。

家を出た5時間後には香港で飲茶に舌鼓、はたまた家を出た4時間後には台北で夜市を散策する。沖縄のLCCだからこそ国内よりも身近に感じられる、気軽な海外旅行を楽しんではみませんか?

今回、取材にご協力いただいたPeachでは、国内線はもとより那覇発の台北・香港・ソウルといった国際線のセールもたびたび実施しています。中には那覇発台北行きのフライトが片道1,990円なんてことも!メルマガに登録しておくと、お得な情報が真っ先に届くのでオススメとのことですよ!

台湾や香港に関しては、本土よりも近くに位置している沖縄の地の利を十分に活かして遊んじゃいましょう。


取材協力:Peach Aviation株式会社
[HP] www.flypeach.com

ライター:ワードワークス沖縄 芦田 敏幸
HP: http://okinawa-wordworks.jimdo.com/