2016.10.24

”根拠のない自信”が自分を大きくする。映画「沖縄を変えた男」主演ゴリさん動画メッセージ


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ガレッジセール・ゴリさんが主演する映画「沖縄を変えた男」、もうご覧になりましたか?

この映画は1990、1991年と二年連続、沖縄水産高校を甲子園準優勝に導いた名将・栽監督の実際のエピソードを基としており、甲子園に向けて強烈な想いをもつゴリさん演じる栽監督、試練に耐え抜く部員たち、それぞれの葛藤を描いたドラマとなっています。

沖縄限定公開ながら、土日の成績は全国ランキングで29位となっており、ミニシアターランキングでも初登場2位をマーク。土日のスクリーンアベレージも「君の名は。」、「映画 聲の形」などヒット作に次ぐ興行収入と県内中から注目を集める話題作です。今回ファミマガでは10月9日(日)に行われたその舞台挨拶に同行し、主演のゴリさんへ特別インタビューを行いました。

今は亡き栽監督に対する想いはもちろん、栽監督やゴリさん自身のようにこれから沖縄の歴史を作っていく方々に向けたメッセージを語って頂きました。

このファミマガでしか見ることのできない特別インタビュー、ぜひご覧ください。

 

 

Q1.「沖縄を変えた男」印象的に残っているシーンについて

映画の中における印象的なシーンについてお聞きしました。その時、青春を奪われた当日の選手たちの気持ちを想うゴリさん。今の沖縄野球の礎となった当時の選手たちを振り返り、「どうか心を鎮めてください」「あの犠牲がないと今の沖縄はない」と語ります。

 

 

Q2.ゴリが思うスポーツのもつ力について

自身もサッカーを学生時代から続けていたり、子供もバスケットボールをやっているなど、日常からスポーツに触れているゴリさん。この映画に携わった後から、甲子園では沖縄以外の子たちも応援しちゃうと言います。「スポーツは人の心を震わせる」と語るゴリさんの想い溢れる表情にも注目です。

 

 

Q3.栽監督にお会いしたらかけたい言葉は?

芸人らしく冗談でスタートしつつも、自身が演じきった栽監督について想いを馳せるゴリさん。その役になりきったからこそ、出てくる栽監督への問いかけと言えるでしょう。嫌われ役を買って出る栽監督に対する畏敬の眼差しを感じることができます。

 

 

Q4.沖縄にビジョンをもっている人たちは増えてきている?

昔と全然違う」ときっぱり答えるゴリさん。特に今の沖縄の若者たちの考えの立派さに驚いているといいます。映画でも出て来る「ナイチャーコンプレックス」についても語り、今のウチナンチュに対する想いを語ります。

 

 

Q5.これから沖縄で歴史を作っていく人たちに伝えたい言葉

ゴリさん自身の原動力になっているという「やればできると思い込む根拠ない自信」について語っていただきました。エンターテイメントの分野で沖縄の歴史を作っていたと言っても過言ではないゴリさんが、どのような考え方で突き進んできたのか。自分の作りたい世界を実現するためにヒントに溢れた内容となっています。

 

「沖縄を変えた男」、沖縄県内スターシアターズ系列 4 館(シネマQ/シネマライカム/ミハマ7プレックス/サザンプレックス)にて大ヒット上映中です。

監督・脚本は沖縄を舞台にした作品を撮り続けている岸本司、出演はゴリ、田中永一、川満彩杏、川田広樹、他。公式サイトはこちら