どうもこんにちは。ライターの三好です。突然ですが、昨年あたりから「第二次キャンプブーム」というのが到来しているそうです。
皆さんはご存じでしたか?
かく言うわたしもキャンプが大好き!…というのは大嘘で、実はこれまでキャンプを一度も経験したことがありません。
だけどずっとやってみたいなぁと思っていました。そんな方も多いのではないでしょうか。
今回、わたしのような初心者~上級者まで楽しめるアウトドアグッズやトレンドを、種類豊富なアウトドアグッズを取り揃える「アウトドアショップNEOS」に聞いてきました!
そしてそして、キャンプ好きな知念さんと一緒に、初めてのキャンプを体験!沖縄ファミリーマート商品を使った絶品キャンプ飯を実際につくってみましたので、ぜひ写真と共にお楽しみください。ファミマ商品がさらに美味しくなる食べ方も発見してしまったので、あわせてご紹介しますね。
家で、ソロで、庭で。多様化するキャンプの世界
提供写真:NEOSの徳里さん
今回、キャンプについて教えてくれたのは、ご自身もキャンプが好きで平日によく行くのだという「アウトドアショップNEOS」の徳里さん。早速トレンドを聞くと、昨年から急激に「ソロキャンプ」が伸びていると教えてくれました。
- 徳里さん
2020年の流行語大賞にノミネートされたこともあり、昨年はソロキャンプグッズがとても売れた1年でした。初キャンプ=ソロキャンプという方や、そもそもキャンプがしたいのではなく『ソロキャンプがしたい』という方も増えています。
実はこれまでのキャンプパターンは、ファミリー→ソロの流れが定番だったそう。そのためソロキャンプをするのは年配の方が比較的多かったのだそうですが、昨今はソロキャンプにてキャンプデビューを果たす人も多く、20代~気軽にソロキャンプを楽しんでいるそうです。
- 三好
初めてからソロキャンプだなんて、すごい勇気ですね。わたしはデビューがソロというのはちょっと(いやかなり)怖いです。
- 徳里さん
実はそういう方にぴったりなソロキャンプもあるんですよ。『ソログル(ソログループキャンプ)』っていうんですけど、何人かで集まりつつテントは別々。喋りたい時は喋り、ひとりでいたい時はひとりで過ごす、というものです。
なるほど、ひとりだけどひとりじゃない。それ、すごくいいかもしれません。他にも家の中でテントやシェードを張ったり、あえてキャンプ用品でご飯をつくる「家キャンプ」や、庭やベランダでキャンプをする「庭キャンプ」「ベランピング」も流行しているとのことでした。
コロナ禍の影響もあり、キャンプはすっかりライフスタイルのひとつになっていると徳里さんは話します。子どもさんがいる家庭では、テントで秘密基地ごっこをするのも盛り上がるのだとか。自粛期間中に家で予習をし、自粛明けに外デビューを果たす人も増えているのだといいます。
ひとりでもファミリーでも楽しめて、もはや外でも家でも楽しめるようになったキャンプ。属性を選ばないところも現代ならではのキャンプの魅力なのかもしれません。
実際にキャンプ飯を作ってみよう!
今回は家キャンプにも活用できる人気のキャンプグッズを使って、実際にキャンプを体験!事前に収集したファミマ商品を活用し、どんどんキャンプ飯をつくっていきましょう!
と、その前に、まずはキャンプの醍醐味である焚き火から。
昨年のソロキャンプ流行時、焚き火も同じように流行したそうで、焚き火だけを楽しむキャンパーも増えているそうです。ちなみに焚き火をした後の燃えカスをそのままにする「焚き逃げ」は絶対にやめましょう。
焚き火でかなり雰囲気が出たので、早速キャンプ飯をつくります!
①ホットサンド系レシピ
まずは定番のホットサンド系から。最初に用意したのはこちらです。
【調理器具】ホットサンドクッカー、焚き火
【材料】食パン、スライスチーズ、サラダ、ファミチキ
勘のいい方ならお気づきだと思いますが、調理方法はとってもシンプル。
食パンからはみ出さないようにサラダを乗せ、ファミチキは大胆に1個どどんとのせちゃいます。最後にチーズをのせ、ホットサンドクッカーで挟めば完成!あとは表裏を約2分ずつ焼くだけ。
※火に手を近づける時は、必ず断熱手袋を着用しましょう。
普段よくキャンプをしている知念さんが手際よく焼いてくれました。この日は風が少なかったので火は安定していましたが、風が強い日は十分に注意しましょう。
さて、いい具合に焼けてきたら、ホットサンドクッカーをひらく瞬間のわくわく感を大切に、少しずつひらいていきます。
そろり、そろり。
ぱかっ。
いい感じに焼き目がついています。上出来ではないでしょうか!!
絶妙な焼き加減です。
肝心のお味はと言うと、ファミチキのジューシーな脂身をちょうどよくサラダとパンが吸ってくれ、脂っこくはないけれどいい感じにジャンク。食パンは表面がサクサクで、食感も絶妙です。
なにより、自然の中で食べるホットサンドが最高にウマい!!
風がとっても心地よいのです。
お次は、もっと簡単なものを焼きます。それはこちら・・・
肉まんです!!!!!!
キャンプ初心者のわたしは正直「なぜ?」と思いました。だって、もう完成してますよね?肉まん。蒸されて完成した肉まんを、なぜ、どうして、焼くの?どうなるの?
と、思っていましたが
ひらいた瞬間、意味が分かりました。これは、ぜったいに、美味しいやつだ。
さらに、あんまんも焼いちゃいました。あんまんは肉まんよりも、見た目がかわいい!
見てください、このやさしさ溢れる断面を。このやさしい食べものと木漏れ日の光がふんわりと彩り合う感じが、とてもよくて。一気にキャンプが好きになりました。
さてさてお味はと言うと、表面はサクッとしながらも、中身はジューシーな肉まん・あんまんのまま。こんなことを言っていいのか分かりませんが、わたしは普通の状態の肉まん・あんまんよりも焼いた状態が好きでした。
あくまで好みですので、ぜひ挑戦してみてください。
最後にカレーパンも焼いてみました。
ちょっと焦げました。ごめんなさい。
カレーパンは表面がサクサクになればなるほど美味しいとわたしは思っているのですが、やはりホットサンドクッカーで挟み焼きすることにより、かなりサクサク度が増し、美味しく仕上がりました。
知念さんはカレーパンが今回挑戦した中で一番好みだったとのことでした。
ちなみに後日談ですが、以前激辛フェアでお世話になった沖縄ファミマの稲福さんがファミマ・ザ・メロンパンをホットサンドしたそうで、素敵なお写真が届きました。ご覧ください。
稲福さん提供写真1(福地川海浜公園 キャンプ場にて)
稲福さん提供写真2
稲福さん提供写真3
かなり美味しかったと感想をいただきましたが、これは絶対に美味しいに決まってる見た目です。羨ましい。わたしも食べたかったです。
②おむすびリゾット系
次はおむすびリゾット系です。まず最初に挑戦するのはこちら。
【調理器具】キャンプフライパン、焚き火
【材料】カゴメトマトジュース、スライスチーズ、シーチキンおむすび×2(+コンソメ)
この材料でトマトリゾットをつくります!
まずおむすび2個をフライパンに入れ、トマトジュースを1パック入れます。
これは正直、かなりハラハラしました。本当に、リゾットに、なるの?めちゃくちゃ赤いけど!!
不安を抑えながらもお米をジュースに馴染ませ、コンソメを好みの量入れた後、チーズをのせ、火にかけます。
温まってきたら、チーズとご飯をなじませ、完成。
パセリを振っておしゃれに。
最初はあんなに真っ赤だったのに、ちゃんとリゾットが完成しました!
若干トマトジュースの味が強いものの、リゾットのとろみとマイルドさはしっかり再現されています。
コンソメの量が決め手かもしれません。
続けてさらにもう一品、おむすびリゾット系をつくります。こちらもとっても簡単。
【調理器具】カートリッジガスコンロ、メスティン
【材料】じゅーしーおむすび×2、沖縄そば
こちらでボロボロジューシーをつくるのですが、もはや説明は不要。こうやってつくります。
沖縄そばの汁を半分くらい注ぎます。余った沖縄そばは普通に食べてOK
汁を入れたらお箸でなじませ、約2分熱します。この分数も適当でOK。
好みのボロボロ具合になってきたところで、冷凍ねぎを入れれば完成です。
とてつもない簡単さにもかかわらず、ちゃんと美味しいボロボロジューシーが完成しました!
とっても食べやすいのでぱくぱく食べてしまい、すぐに完食。満場一致(実はこの現場には5名います)で「美味しいボロボロジューシーだった」という結果に。飲んだ後の締めにもいいかも。
③炊飯系
炊飯系は、ホットサンドなどと比べると時間はかかりますが、基本的には簡単です。
まず先ほどボロボロジューシーにも使用したメスティン(アルミ製の箱型の飯ごう)にお米と水を入れ、その上にお母さん食堂の「銀鮭の塩焼き」をのせます。それだけ。
メスティンは、安価で簡単に、早くお米が炊けることで家キャンプにも人気のキャンプグッズ。
各所で品切れが相次いでいるらしく、NEOSでもメスティンの在庫がない状態が続いているとのことでした。
ちなみにファミマの缶詰シリーズから「炭火やきとり(焦がし醤油)」もごはんと一緒に炊いてみました。
通常の炊飯器だと1時間くらいかかるものが、メスティンだと炊飯15分と蒸らし15分。なんとトータルおよそ30分でごはんが炊けてしまいます。
これは家キャンプだけじゃなく、普通にひとりでごはんを食べるときにぴったりなのではないでしょうか。
いかがでしょう、この炊き上がり。お米の粒もピシッと立っています。
ちなみにわたしの本日のナンバーワンは、銀鮭の塩焼きごはんでした。しっかりと味付けされた鮭を一緒に炊き上げたからか、お米に鮭のうま味と出汁がしっかりと染みててめちゃくちゃ美味しいのです…!
④おつまみ系
ここまでパンやごはんが続いたので、最後におつまみ系を作ってみました。
【調理器具】フライパン、焚き火
【材料】ポテトサラダ×3、サラダチキン、スライスチーズ
こちらでグラタン風ポテサラチキンを作りましょう!
もうこれはぜんぶ材料を入れるだけです。サラダチキンは一口サイズにカットしますが、これもお好みで。材料を入れたら焚き火で焼きます。
ちょっと気付いてしまったんですが、料理の大変さは調味料と火加減の調整にあると思うんです。
だけど、キャンプは基本的に火加減の調整はできないし、ファミマ商品を使えば味付けもしなくて済みます。
つまりそれは「楽しいだけ」ということではないでしょうか。
そんなことを考えていたら、いい感じに焼けましたので仕上げにバーナーで炙ります。
バーナーで炙るとどうしてこんなに美味しそうになるのでしょうか。
実際、とっても美味しかったです。
今日作ったキャンプ飯の中で一番ビールに合うのは断トツでこちらだったと思います。
デザート
最後に食後のデザートを作って本日のキャンプ飯を終わりにしたいと思います。
【調理器具】ボール、フライパン、焚き火
【材料】食パン、卵(1個)、砂糖(大さじ1~2)、食べる牧場ミルク(アイス)1パック
この材料でフレンチトーストを作ります!まず卵、食べる牧場ミルク、砂糖をボールに入れてかき混ぜ、しっかりと混ざったら食パンを4等分して浸します。
冷蔵庫があれば20分程度冷やし、なければそのままフライパンで焼きましょう。(卵や生クリームが入っているため、暑いところで放置しないように気を付けてくださいね!)5分程度で焼き目を見て、好みの焼き加減で裏返します。
好みの焼き加減になったらお皿に盛り付け、完成!今回は冷凍いちごも加えてみました。
キャンプってスイーツもできるんですね。とってもかわいい。ちゃんと、しっとりふわふわなフレンチトーストになりました。
キャンプ楽しい!!!
というわけで、たくさん作り、もりもり食べて、自然の恵みをたくさん浴びた1日となりました。キャンプって、楽しい!!!
だけど初キャンプが楽しかったのは、これだけ簡単に美味しいごはんを作ることができたからに他なりません。きっと面倒くさがりのわたしは、作るのに手間がかかったり美味しくできなかったり、調味料が風で飛んで行ったりしたら挫折したような気がします。
だからこそ言いたい。キャンプ初心者こそ、ファミマ商品に頼ってキャンプを成功させることから始めてみてはいかがでしょうか。わたしは次回一泊で挑戦してみたいです。
NEOS徳里さんおすすめ!キャンプ道具6選
最後に、NEOSの徳里さんに伺った売れ筋商品をお伝えして記事を終えようと思います。ぜひキャンプに興味を持たれた方は、NEOSでお気に入りのキャンプグッズを見つけ、沖縄ファミリーマートで材料を見繕ってキャンプに出かけてみてはいかがでしょうか。
①コールマン:ファイアーディスク(6,980円)
初心者でも簡単に焚き火ができることに特化した焚き火台。
②コールマン:ファイアープレイスシート(2,480円)
火の粉から地面を守る焚き火シート。灰や小さい火が地面に落ちないよう、自然に配慮して焚き火を楽しみましょう。
③チャムス:ダブルホットサンドウィッチクッカー(6,380円)
ダブルタイプのホットサンドイッチクッカー。表面にはブービー、裏面にはチャムスロゴの焼き目が付き、みんなが笑顔に!
④4W1H:ホットサンドソロ(4,950円)
食パン1枚でホットサンドを作ることができる、ひとり分にちょうどいいホットサンドイッチクッカー。
⑤フォアウィンズ マイクロキャンプストーブ(7,150円)
手のひらサイズの軽量コンパクトバーナー。
⑥キャプテンスタッグ CSブラックラベルロースタイルコンフォートチェア(10,989円)
3段階リクライニング機能付ロースタイルチェア。
収束して折りたたみできてコンパクト収納。
※すべて税込み表示です。
※取材当時の価格となります。
アウトドアショップNEOS公式サイトはこちら
https://www.outdoor-neos.jp/
取材・執筆・撮影:三好優実